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超甲巡 秩父型

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投稿日時
2014-08-11 00:09:33

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どらごん&鰤大根

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諸元
基準排水量 36000t
全長 245m
全幅 32m
吃水 9m
機関 艦本式オールギヤードタービン4基4軸180000hp
速力 31kt
航続力 18kt8000浬
武装 50口径25.4cm砲4連装5基
65口径10cm高角砲連装4基
25mm機銃3連装12基
13mm機銃4連装2基
装甲厚 舷側180mm
甲板120mm
主砲塔正面280mm

概要
文字通りの甲型巡洋艦を超える艦である。当初31cm主砲を新設計するという計画であったが、第二艦隊長官を務めた某提督の中途半端に過ぎるという一言で廃案となり、主砲を大きくするか小さくするかで意見が分かれたが、35.6cm砲では金剛型となんら変わらぬ戦艦となってしまい、その存在に疑問符がついてしまう。それならば更に強力な高速戦艦を建造してしまった方がよい。
小型砲とした場合その火力の低下は否めず、その回答が限界までその門数を増やす事だった。3連4基、4連3基、4連4基と他にも各案が出たが、その中で最大のものを採用。巡洋艦以下の艦艇を一方的に撃破する事を主眼として設計され、ハリネズミと言える強武装を誇る艦に変貌を遂げる。おかげで船体規模は大きくなってしまい、装甲を削るしかなかったが、どのみち戦艦の砲撃には耐えられないと割り切っている経緯がある。
主砲は、かつて国産第一号の準弩級戦艦薩摩型の副砲を長砲身化と不具合の是正を行い、4連装の砲塔に納めた。製造実績があり、重巡以上の砲口径ではもっとも手頃な大きさだった。
砲塔においては仏戦艦ダンケルク級以降に4連装砲塔を採用し続けている実績から、採用されるに至り、帝国海軍の大口径砲としては初の試みとなる。
射程は仰角45度で32000mに達し、距離20000mにおいて165mm厚の鋼板を貫通可能。徹甲弾の重量は250kg、発射速度は毎分、2.5発。分あたり全門20門の斉発で、12.5tという投射量を敵艦に向けて放つことを可能としている。
砲塔は中央部が仕切られており、被弾時に被害を限定させる事を目的としている。4連装という重量がある砲塔を採用したため、旋回速度は、25.4cmと言う決して大型の方ではない砲口径ではあるが、金剛型戦艦とほぼ同等となっている。
4連装砲塔は重量比較で連装、3連装より有利ではあったが、船体幅の増大を招き、速度は低下する事となった。その代償として、舵の利きと砲撃時の安定性が良いという副次的な効果をもたらした。
戦艦と砲戦を行うことは考慮されておらず、その役目は敵主力部隊を護衛する警戒部隊を、その火力をもって速やかに撃破すること。水雷戦隊を率いる旗艦として、また囮と言う役目も持たされ、なにより攻撃対象が幅広いため、酷使される運命にある。
コンセプトは、戦艦以外の撃破を目的とした日露戦争時の装甲巡洋艦の復活である。
同型艦で戦隊を組み、通商破壊戦への投入も可能ではあるが、天敵はキングジョージ5世、アイオワ、アラスカと言った同速度を発揮可能な高速戦艦であるが、まともにやり合えば敗北は必至であり、これらの撃破は水雷戦隊に任せざるをえない。アラスカの砲撃でも容易に装甲帯が貫徹する。
1万t級重巡4隻(15000tなら3隻)の撃破でお釣りがくる。ただし、酸素魚雷を主兵装とする日本重巡の場合は相性が悪い。

特徴が無ければ要らない、必要なのは高速戦艦と空母というのが正直なところと言うのは、某提督の意見である。
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